焼岳 下山編

yoota

2013年09月21日 23:20

9月15-16日 焼岳に登ってきました



雨は上がり、午後になって低い雲は切れる事がありました

写真中央上部に焼け岳小屋の緑の屋根が小さく見てます
山頂での休憩もそこそこに下山しないといけません。

予定ではこの後、上高地のバス停まで行き、預けた荷物を受け取り、

小梨平キャンプ場に移動してキャンプの予定です。

コースタイムは山頂から焼岳小屋まで0:40

小屋からバスターミナルまで2:30  合計で3:10

荷物預かり所は17:00に閉店するのでそれまでに行かないといけません

無理っす



13:44 下山開始



北峰の北斜面を西穂山荘や、新穂高ロープウエイの山頂駅を眺めながら下るんですけど、

山頂直下は溶岩ドームが頭上に迫り、軽石まじりのザレ場でよく滑る。

日ごろのトレーニング不足で足に来てる見たいで踏ん張りが利かなくって

足を滑らせて3回くらい尻もちつきました。 

『前へこけたら滑落』って言葉がよぎります

子供たちにも疲れが見えだしたので、このあたりで下山をあきらめて小屋泊を考えました

笹原に点在する熔岩の塊からは、シューシューと白い湯気が上がり、

岩の隙間に手を当てると、じんわり熱く『火山』を感じます


14:52 焼岳小屋到着



焼岳小屋は山間にあるので、遠くからは見えるけど、近づくと見えなくなり

ほんのそばまできてチラッとみえるので、やきもきしましたョ。


子供たちは頑張って歩いてくれたんですけどねー 

小屋泊が決定しました~


自宅に電話しようとしたんですけどスマホは繋がらず、10分ほど焼け岳側に戻って、

展望台の上でやっとつながりました。

小屋に衛星電話があるので有料で貸していただくのも得策かと思います。


この日の宿泊者は私達含め8人で、全員予約なしの人ばかり

2食付き:7.100円  小学生以下6.100

水は雨水を浸透膜でろ過しているようで0.5L¥100 お湯は0.5L¥200円

30人ほど泊まれるようで、個室なしの雑魚寝

トイレは建物の外で山小屋並みレベル


夕食は6時、朝食は6時 昔からある山小屋の雰囲気で、

食卓は食事が済むと談話室に変わり、電気の代わりにランプがともされます




翌朝04:00くらいからか雨が降りだし屋根を叩く音で目が覚めました

朝ごはん食べながら同宿の人たちとラジオ聞きながら天気や今日のコースについて色々話し

ストーブで乾かしていただいた雨具を着込みます

リュックからお兄ちゃんのカッパが出てきたので今日はぴったりしています

07:20 出発





小屋からクマ笹の斜面をジグザグと、焼岳の側面がざっくり削られた峠沢を右に見ながら下り

樹林帯に入るとすぐに垂直梯子到着

07:38 名物の垂直梯子通過



風は感じないけど、土砂降りの為レンズが濡れてます



何箇所かある梯子も特に問題なくしっかり固定されているので安心して通過できます

子供たちも変化があって楽しそうに歩いてくれます



登山道は周りより低くなっているので水が流れて沢のようです



この写真を最後に設定がリセットされてしまい、コースタイムがわからなくなりました

普通のコンデジですから内部に水が入ったのかもしれませんね

 


09:30 焼岳登山口



上高地のバスターミナルまでもう一息

ゴアテックスでなおい兄ちゃんの靴は水が入り気持ち悪いと言ってるけど

弟のモンベルのタイオガブーツ Kid'sは濡れていないようです



登山口からすぐの所で晴れの登山装備で傘さした4人連れの韓国の人とすれ違ったんですけど、

この先は焼け岳の登山口しかないのに登るのかな?

少し前に韓国の方の遭難が話題になっただけにちょっと気になりました



ほだかばしの屋根のある休憩所で小休止しソーセージと、

小屋で入れていただいたポットのお湯を飲んで休憩

10:10バスターミナル到着

カッパを脱ぐと風が吹いて寒く、その場で乾いた服に着替えさせたので

寒がりの次男は震えていました

帰宅してから休憩所と更衣室があるのを知り、大いに反省



ターミナルからタクシーであかんだな駐車場まで(¥6.000トンネル代含む)

駐車場の車に横づけしてもらえるので濡れずに済みました


平湯の森で温泉と食事を済ませ帰宅っと行きたいところですけど

東海北陸道に入って交通情報を聞き耳を疑いましたよ!

関西地方豪雨のため名神高速災害通行止め

何とか20:00帰宅

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